WATABE_INFILL_inc
totonowell
cafe/studio
Sapporo/
190.59m2
使えない空間を、「人が集まり、収益を生む場」に変える。
■ プロジェクトの本質
本プロジェクトは、「活用が難しい空間を収益化する」取り組みです。
当該物件は3階建ての建物で、1階・2階には FITNESS24桑園店 が入居。
しかし、エレベーターの無い3階部分はテナント付けが難しく、長らく活用されていない状態でした。
貸主様としても、「このフロアに投資をするのは難しい」という判断から、未活用のまま残されていました。
そこでワタベインフィルが3階部分を借り上げ、新たな活用方法を企画・提案しました。totonowell_2
■ 立地とエリア特性
一方で本物件は、立地としては非常に優れており、桑園というエリアにおいても高いポテンシャルを持っていました。
桑園は住宅と商業がバランスよく集まる人気エリアでありながら、テナントとして利用できる物件数が少なく、
「出店したいが場所がない」というニーズが一定数存在する地域です。
つまり本物件は、
・3階でエレベーターが無いという“弱点”
・立地が良く供給が少ないという“強み”
を併せ持つ物件でした。totonowell_3
ワタベインフィルの提案
ワタベインフィルでは、この条件を整理し、「この場所だから成立する業態は何か」という視点から企画を行いました。
単なる内装工事ではなく、
・空間の活かし方
・ターゲット設定
・事業として成立するか
を踏まえた上で、レンタルスペース「totonowell.」として施設を運営したいオーナーへ提案しました。

■ 施設コンセプト
totonowell.は、複数の用途がゆるやかにつながる複合型レンタルスペースです。
・シェアカフェ
・シェアサロン
・シェアスタジオ
・イベントスペース
それぞれの機能が独立しながらも、
人と人が自然に交わる空間として設計されています。
「整う(totonou)」と「wellness」をテーマに、
心地よく過ごしながら挑戦できる場を目指しました。totonowell_4
■ 施工のポイント
① 複合用途を成立させる空間設計
異なる用途が干渉しすぎず、かつ分断されない構成を実現。
② 回遊性と滞在性の両立
人が自然に動きながら、長く滞在したくなる空間づくり。
③ 挑戦しやすい環境づくり
間借り営業やワークショップなど、小さなチャレンジができる設計。
④ 空気感をつくる内装
機能だけでなく、人が集まりやすい“雰囲気”を重視した空間演出。totonowell_5
■ 完成後の価値
完成したtotonowell.は、単なるレンタルスペースではなく、人が集まり、関係が生まれる場として機能しています。
・カフェ営業
・イベント開催
・サロン利用
・ワークショップ
など、多様な使い方が可能な空間となり、継続的に利用される施設となりました。totonowell_6
■ この事例のポイント
このプロジェクトの本質は、「使えない空間」を「価値を生む場」に変えたことです。
エレベーターがない3階という条件でも、立地・需要・企画を組み合わせることで、事業として成立する空間へ転換することが可能です。totonowell_7
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